レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」とは
2人のフランス人ジャーナリスト、アンリ・ゴ(Gault)とクリスチャン・ミヨ(Millau)によって、
1972年にパリで創刊され、現在は世界15ヵ国で展開。2017年には、日本版も発刊されました。
「ゴ・エ・ミヨ」は、単に料理だけでなく、「予約の電話から見送りまで」を総合的に評価し、
レストランという舞台全体を支えるプロフェッショナルに注目する独自の姿勢を貫いており、
料理界でも高い信頼性を保ち続けています。
食べる喜びと感動を伝えること。食における新しい出会いを創出すること。
それが、私たち「ゴ・エ・ミヨ」の願いです。
食の新しい潮流を見つめます
「ゴ・エ・ミヨ」は料理の伝統や技術を踏まえ、新しい才能と、生まれようとする食の潮流を見極め、推奨することが重要な役割であると考えています。次のステージへ挑戦し、明日の料理界を担っていく新進気鋭のシェフ・料理人をいち早く見出し、支援していきます。
食文化の「今」を伝え、その進化を支えます
「ゴ・エ・ミヨ」は単なるレストラン・飲食店のガイドブックではありません。発刊以来、各国の食文化を掘り下げることで見える「今」を伝え、高い信頼と評価をいただいてきました。それぞれの地域で育まれた食材、その調理法、ワインや日本酒などが、現代の感覚をどのように反映しているか、その動向に注目し、進化を後押ししていきます。
その土地ならではのテロワールと、その多様性を重視します
「ゴ・エ・ミヨ」を最も特徴づけるものは、フランス語で土地や風土を意味する「テロワール」です。私たちは、「今、ここでしか」味わえない、地域ならではの食材や調理法に着目し、その多様性を追い求めていきます。
生産者から皿の上まで、その物語を描き続けます
「ゴ・エ・ミヨ」はシェフ・料理人だけでなく、食材の生産者、設え、カトラリー、サービスなど、ゲストが食を愉しむために求めるあらゆる要素に目を向け、その優れた提供者を顕彰してきました。それは、すべての食の原点は「人」にある、ということを信じているからです。